横滑り(サイドスリップ)を覚えよう!

これからスノーボード初心者が覚えるべきスノーボードの滑り方について、順番に解説して行きます。先ずは、横滑り(サイドスリップ)について解説します。サイドスリップとは斜面に対して板を横にしたまま降りてくる滑り方です。サイドスリップさえ覚えてしまえばかなり急な斜面に行ったとしても、とりあえずは降りてくることができるようになります。また、滑っている時にスピードを遅くしたり、止まったりする時にも使う技術なのでしっかりと覚えましょう。

サイドスリップを練習する時の注意点

サイドスリップはかかと側とつま先側の両方ができるようになりましょう。まずはサイドスリップを練習する時の注意点から説明していきます。

ブーツとビンディングをしっかり締める

スノーボード初心者の人は、ブーツやビンディングをしっかりと装着できていない可能性がありますので、横滑り(サイドスリップ)を練習する前にブーツとビンディングの締め具合が緩くないか確認してください。ブーツやビンディングの締め具合が緩いと、うまく身体を動かせていたとしても板に力が伝わりづらくなってしまいます。サイドスリップの練習をする前にブーツやビンディングがしっかりと締まっているか、確認する様にして下さい。また、すでにサイドリップの練習をしていてうまくサイドスリップができないという人も、もう一度確認してみて下さい。ブーツとビンディングを締め直してみると、以外とあっさりできる時もあります。

斜度のあるところで練習する

サイドスリップを練習する時は、それなりに斜度があるところじゃないと難しくてできないと思います。いくら横滑りといっても板を滑らせないとダメなので、斜度がないと進んでくれません。また、それなりの斜度がないと立ち上がる時も大変です。だいたい15°前後の斜度があるところがちょうどいいと思います。

ヒール側(かかと側)の横滑り

先ほど説明した注意点を確認したら、いよいよサイドスリップの練習です。まずはヒール側のサイドリップから練習していきましょう。

谷側を向いて立ち上がる!【立ち方】

スノーボードを両足とも付けたら斜面に対して板が真横になるようにしてゆっくり立ち上がってみましょう。板が斜めになってしまっていると勝手に前へ進んでしまうので、必ず板は斜面に対して真横にしてから立ち上がるようにしてください。立ち上がる時はつま先側を引き上げて、かかと側のエッジを雪面に食い込ませて立ち上がります。この時ビンディングのハイバックに少し寄りかかるくらいの意識で立つと立ち上がりやすです。

立ち上がったら次のことに気を付けましょう。

  • 両足均等に体重をかける
  • 膝をしっかりと曲げる
  • 足元を見ない

スノーボードを始めたばかりの人は足元ばかり見てしまいがちです。自分の進みたい方を向きましょう。また、膝が伸びてしまう人も多いので、しっかりと膝を曲げましょう。自分が思っているよりも少し大げさに曲げるくらいがちょうどいいと思います。そして片足だけに体重をかけると体重をかけた方に進んでいってしまうので、両足均等に体重をかけるようにして下さい。

つま先をゆっくり下ろす!【進み方】

引き上げていたつま先を下ろしていくと、前に進むことができます。この時つま先を急に下げてしまうとつま先側のエッジが引っかかって転んでしまうこともあるので、つま先はゆっくり下げていきましょう。つま先を下げることによって雪面との抵抗が少なくなるので、つま先の下げる度合いによって進むスピードを調整できます。

つま先を引き上げて止まる!【止まり方】

つま先を下げてある程度前に進んだら、もう一度つま先を引き上げて止まってみましょう。この時に急につま先を引き上げるとバランスを崩して後ろに転んでしまうので、ゆっくりとかかとを引き上げて徐々に減速しながら止まってください。つま先を引き上げる時には膝が伸びてしまう人が多いので、膝はしっかりと曲げたままにすることを意識しながらやってみてください。

フロント側(つま先側)の横滑り

かかと側の横滑りができるようになったら次はつま先側の横滑りを練習しましょう。後ろが見えなくて少し怖いと思いますが基本的な動きはかかと側と変わらないので、慣れてしまえばすぐにできると思います。つま先側の横滑りを練習する時は、後ろに人がいないか確認しながら練習するようにしてください。

山側を向いて立ち上がる!【立ち方】

スノーボードを両足とも付けたら斜面に対して板が真横になるようにしてゆっくり立ち上がってみましょう。板が斜めになってしまっていると勝手に前へ進んでしまうので、必ず板は斜面に対して真横にしてから立ち上がるようにしてください。立ち上がる時はブーツのタンをスネで押すようにして、つま先側のエッジを雪面に食い込ませて立ち上がります。この時に膝を曲げてしゃがむようにすると自然とつま先側のエッジに力が入るので、しっかりと膝を曲げてしゃがむようにして立ち上がるようにします。

立ち上がったら次のことに気を付けましょう。

  • 両足均等に体重をかける
  • 膝をしっかりと曲げる
  • 足元を見ない

向いている方向が山側になっただけで、基本的なことは谷側を向いていた時と変わりません。

つま先側に入っている力を緩める!【進み方】

つま先立ちのよな状態になっているので、その力を少しづつ抜いていくと後ろ側に進むことができます。急に力を緩めてしまうと、かかと側のエッジが引っかかって転んでしまうこともあるので、ゆっくりと力を抜いていきましょう。つま先の力の抜く度合いによって進むスピードを調整できます。

つま先側に力を入れて止まる!【止まり方】

つま先側の力を抜いてある程度進んだらもう一度つま先側に力を入れて止まってみましょう。この時急につま先側に力を入れるとバランスを崩して前に転んでしまうので、徐々に減速しながら止まってください。この時は立ち上がる時と同じく膝を使ってしゃがむようにすると、自然とつま先側に力が入ります。

ワンポイントアドバイス

サイドスリップの練習をする時に初心者の人にありがちなのが、怖がって腰が引けてしまうことがあります。腰が引けてしまっているとうまく板をコントロールできないので、姿勢を低くする時は膝を曲げて真下に腰を下ろすようにしましょう。

スノーボードの基本姿勢

サイドスリップはスノーボードを滑るのに基本の技術になりますので、しっかりと覚えるようにしましょう。サイドスリップをしっかり覚えたら、次は木の葉落としを覚えましょう。